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2006年 08月 02日
7月29日(土) ザウアー川沿いの町、ベッテンドルフでフライイン、へジテーションワルツ、他をやるぞっ!と言うことで、GPSにターゲットのデーターを表示してジャズ(ホンダフィット)の人となる。 霧が濃く、タスクブリーフィングでも、「7時に現地でサプリメンタリィ ブリーフィング(補助的なブリーフィング)を行う」と発表されていたから、「ハハー、この霧のせいだな?」と直感。 全員が集まり、出席を確認し、クラゥドサレス気象担当の気象に関する説明。 そして、ウェーバー クロード競技監督「次のブリーフィングは7時30分に行う。理由は見てのとおり!」 7時30分「次のブリーフィングは8時に開く!」再々延長戦となった。 この間ザウアー川の霧は一向に晴れる様子が無い。 もてぎ大会の時に、那珂川に発生する「川霧」に似ている。 8時30分まで延長された「タスクブリーフィング」 おなかが空いたし、コンビニで飯でもゲットして、と企んだのは自分だけではなかった。 五人も入ればぎゅうぎゅうと言った感じの、町のパン屋さんだけがオープンしていて次々とやってくるパイロットでテンヤワンヤ。 アップルパイ(結構くいでのあるヤツ)と牛乳を「サプリメントフード」とした。 ブリーフィングエリアに戻るや否や「ターゲットの設定位置を変更してフライインだけを行う!」 正直なところ、「中止やむなし」と言った雰囲気が霧同様、谷一杯に溢れていたから、内心「エーッ!マジかよ!」。 丘に駆け上るようにジャズを走らせると、劇的に霧が晴れ、まるで「エデンの西?」に迷い込んだ錯覚。 空どこまでも青く、空気適度に冷え、風バッチリ!のフライト日和。 「ナンデ谷だったのよ?こんな良いとこあるじゃん!」と誰もが思ったはずだ。 手のひらを返す、まるで正反対の、天国と地獄…等々何とでも例えられようか。 とにかく霧、無風の最悪状態から全員脱出し、作戦を練り直し、早々とフライト開始。 結果的には、35機の一斉フライトが現出したかのようだった。 青空キャンパスに描かれた色とりどりのバルーン達は、飛ぶ喜びを一杯に膨らませている。 バーナーの雄叫びは喜びの声にも聞こえた。 「オイッ!しっかり撮れよッ!」と「檄」が飛んでくるようで、思わず「激写」してしまった。 過去の中でこれほど劇的な場面変化は記憶に無い。 点差3点。回は9回裏、2アウト、ランナーフルベース、カゥント2ストライク3ボールで飛び出した「逆転満塁ホームラン!」とはこんな時にたとえられるのだろうか? 至福の一時を「激写」で過ごした。 7月30日(日) いよいよ最終日。 朝4時起き!いつに無く張り切った、と言うよりも昨日の朝、寝坊気味だったから早めに目覚ましセット。 無事起床と言うわけだ。 最終日の早朝ブリーフィングの会場は、無事にこの日を迎えた安堵感のようなものを漂わせていて、皆いつもより饒舌気味。 ウェーバー クロード競技監督のタスクブリーフィングにも余裕を感じた。 最終タスクはFIN(フライイン)とWSD(ウォーターシップダゥン)の2タスク。 エシュテルナッハ湖にある直径100メートルほどの人口島に設けられたターゲットにマーカーを落とす。 次に、野うさぎ役のオフィシャルバルーンを追うように飛び、このオフィシャルバルーンが着陸した地点で広げるターゲットにマーカーを落とす。 WSDは風が「呆けている」時、風向が定まらないときに、よく行われる競技。 この大会を楽しみにやってくる観光客で溢れかえるエシュテルナッハ。 エシュテルナッハの夏祭りの一環として開催されている熱気球大会だから、祭りに集まった観客にアピールする狙いもある。 湖の北側に位置する小高い丘から突然姿を現す数々の気球に、歓声が上がる。 弱い風に乗ってやってくる競技気球。 距離と時間のタイミングを見計らって「野うさぎ」がスタート。 しばらく小島の上空でとどまるようにしていた「野うさぎ」もやがて視界から消えて、エシュテルナッハは元の静けさを取り戻す。 さあ、今日は特別旨い酒が待ってるぞ! 2006年 07月 30日
7月28日(金) 結論! 午前、午後ともにキャンセルとなってしまった。 詳細:午前5時30分ブリーフィングスタート。 タスク 8:FIN(フライイン) ターゲットに落とすマーカーは ピンク。 ターゲットの位置は9820/2136 この座標を表す番号は「022番」 ターゲットから離れること、最低3km以上.だがルクセンブルク領土内。 このルクセンブルク領土内と表現されるエリアは、ザウア川(ライン川上流)を挟んでドイツと接しているためで、大陸にいる実感が伴う。 ここはヨーロッパ、ただの「広っぱ」とは一線を画する。 タスク 9:WSD(ウオーターシップダゥン) タスク8にマーカードロップの後、ターゲット付近から先行スタートしている「ヘアバルーン」野うさぎバルーンを追いかけるように飛ぶ。 この野うさぎ役のバルーンは20分間飛行し、着陸した地点にターゲットを設置する。 競技バルーンは野うさぎを追うように飛び、そこに黄色いマーカーを落とす。 風の向きが複雑な時によく行われる「野うさぎ追い」。 で、022番に設置されたターゲットを、はるかに見下ろす位置、3km以上はなれた稜線にほとんどの気球が整列している。 「獲物を狩るライオンの群れ?」とでも表現しようか。 一機また一機と群れを離れ、いよいよ狩に出発。 野うさぎ役のオフィシャルバルーンも準備完了! と、その時。西の空で堪えていた雨雲付近から、突然の雷鳴。 ゴゴゴゴーン!と開けた谷に一発。2~3分のインターバルをとって2発目。続けて3発。 収納の準備に入った野うさぎ。近づく雷鳴。 サンダーストームがやってきた! 大多数の気球は離陸完了の状態。 中止の無線が飛び、瞬く間に着陸。 広げられていたターゲットも畳まれ「キャンセル」完了! だーれもい無くなった牧草地で、ひばりの囀りだけが、やたらにうるさい。 午後の競技:タスクシートが無い!自分だけでなく、全員の! ウエザーシートが配布されただけ。 「雷雲がパリの方から接近中で、午後は飛びません!」と競技監督。 しばし、質疑応答があり、解散! 夕ご飯まで時間をつぶす。その間に、エシュテルナッハ上空は晴れ上がり、青空一杯となった。 本日休業! 2006年 07月 29日
続き!FIN 午後のタスクブリーフィングは17時30分スタート。 タスク5:FIN(フライイン) 2箇所にターゲットが設定されて、一つは9896/2549。もう一つは0052/2624。(東経/北緯) ドイツとルクセンブルクの国境を越えない北側から飛ぶことが条件。 タスク6:LRN(ランドラン) タスク5から5キロ離れたところで、自動位置記録計、ロガーの登録ボタンを押す。 所要時間の短いパイロットの勝ち。 タスク7:PDG(パイロットデクレアルゴール) パイロットが仮想したターゲットに向かい、ロガーのボタンで位置を記憶させる。 細かいことは抜きにして(パイロットの皆さん!ごめん!)先に進もう。 で、カメラマンはどうしたか? ドイツチームと同じ場所から飛ぶという我らが「チームホンダ」の河口号をぴったりマーク。コバンザメ! トウモロコシ畑の中でドイツチームに巻かれたか?と思ったら、いるいる、強敵たちが。 まるでタイムマシンで異次元に放り出されたような風景が広がっていて、びっくり×6! 地図を広げ、パイロットバルーンをホウキュウ(放球)し風を探る。 20分ぐらい作戦会議を喧々諤々繰り広げ、一台が離陸場所に向かうと、次々と後を追う。(ように見えた) 「潮が引くように…」の表現どおり、瞬く間に元の風景にトラックバック。 GPS(と言っても今回が初めての使用経験)の指し示す方角に恐る恐る車を進める。背の高いトウモロコシ畑が途切れた。 そこに計測班の面々。ビンゴ!やったやった!GPS+コバンザメで、ターゲットに無事到着だ。 緩やかな斜面の大部分は麦畑か牧草地。2キロほど離れた対斜面の集落が映画のセットのようでかわいらしい。 野鳥(名前知らず)のさえずり、遠くに聞こえる人の声。 刈り取られたばかりの麦畑に腰を下ろし、ついうとうと。 近づくバーナーサゥンドに目をパチリ、気を取り直し、シャッタービシバシ。 夢中で、カメラマンの第5タスク終了! 万国共通のさえずりは、きっと雲雀。 上空を通過した無数のUFOに、声を潜めていたに違いない。 遠ざかった危機に安堵のさえずりが、一段と大きい。 2006年 07月 29日
続き!FIN 午後のタスクブリーフィングは17時30分スタート。 タスク5:FIN(フライイン) 2箇所にターゲットが設定されて、一つは9896/2549。もう一つは0052/2624。(東経/北緯) ドイツとルクセンブルクの国境を越えない北側から飛ぶことが条件。 タスク6:LRN(ランドラン) タスク5から5キロ離れたところで、自動位置記録計、ロガーの登録ボタンを押す。 所要時間の短いパイロットの勝ち。 タスク7:PDG(パイロットデクレアルゴール) パイロットが仮想したターゲットに向かい、ロガーのボタンで位置を記憶させる。 細かいことは抜きにして(パイロットの皆さん!ごめん!)先に進もう。 で、カメラマンはどうしたか? ドイツチームと同じ場所から飛ぶという我らが「チームホンダ」の河口号をぴったりマーク。コバンザメ! トウモロコシ畑の中でドイツチームに巻かれたか?と思ったら、いるいる、強敵たちが。 まるでタイムマシンで異次元に放り出されたような風景が広がっていて、びっくり×6! 地図を広げ、パイロットバルーンをホウキュウ(放球)し風を探る。 20分ぐらい作戦会議を喧々諤々繰り広げ、一台が離陸場所に向かうと、次々と後を追う。(ように見えた) 「潮が引くように…」の表現どおり、瞬く間に元の風景にトラックバック。 GPS(と言っても今回が初めての使用経験)の指し示す方角に恐る恐る車を進める。背の高いトウモロコシ畑が途切れた。 そこに計測班の面々。ビンゴ!やったやった!GPS+コバンザメで、ターゲットに無事到着だ。 緩やかな斜面の大部分は麦畑か牧草地。2キロほど離れた対斜面の集落が映画のセットのようでかわいらしい。 野鳥(名前知らず)のさえずり、遠くに聞こえる人の声。 刈り取られたばかりの麦畑に腰を下ろし、ついうとうと。 近づくバーナーサゥンドに目をパチリ、気を取り直し、シャッタービシバシ。 夢中で、カメラマンの第5タスク終了! 万国共通のさえずりは、きっと雲雀。 上空を通過した無数のUFOに、声を潜めていたに違いない。 遠ざかった危機に安堵のさえずりが、一段と大きい。 2006年 07月 29日
7月26日(水) 新設された「エシュテルナッハユースホステル」が競技本部。 本棟は鉄筋3階建てで、それとは別に300人ほどが一度に会することが出来る多目的ホールを持つ現代建築だ。 午前11時から開始された選手受付に嬉々としてトップパイロット達がやってきた。 熱気球ワールドホンダグランプリの第1戦アメリカ大会は、連日の南風でまったくフライと出来なかった。 実質上の第1戦となったヨーロッパラゥンド。 参加者全員、全チームが横一線?の初戦。 全タスクがキャンセルになったアメリカ除いて、2大会で決着がつく。 互いに挨拶を交わしながら「お前には負けんぞ!」と言った火花がバチバチ。 異常高温だけではない、熱い戦いが受け付け時点で始まっている。(と、見た) カメラマンのエントリーは、とても簡単。 事務局、と言っても1階(日本の2階)にある小部屋に出向き、「日本から写真を撮りに来た。報道受付はどのように…」 言葉が終わる前に「勝手に撮って!」と言われてしまった。「実績を評価してくれているのだな」と勝手に思い込み、少し幸せ気分。 いやいや、これだけではない。選手のエントリーリスト、地図、車両通行証、ミールチケット(食券)をゲットし、競技本部に挨拶。 スコアリングスタッフにも。 そして、ノートパソコンが無線ランで繋がるポイント探し。 これで、ほとんど戸惑う事無く、30日の最終日まで過ごす体制は出来た。 昼の暑さがそのまま停滞しているのではないか?と思われる中で「ウエルカムパーティ」が開かれた。 湖の畔にあるローマ時代の遺跡の一角に張られた大きなテントが会場。 素敵なジャズボーカルをBGMにして、汗を拭き拭きテーブルに収まる。 国際熱気球連盟会長、ジャン クロード会長の歓迎の挨拶、今年から社名を変えた「ラックスGSM社」代表の挨拶。 そして、ルクセンブルクのホンダ大ディーラー「ダイナミックモータース」を代表して、シュミットさんの挨拶。 トータル10分程でセレモニー終わり、で、待ってましたのディナーパーティ。 おいしくて、ボリューム無制限のビュッフェスタイル。キリット冷えたシャンペン、赤白のワイン、地ビールの飲み放題! これで、車が無ければネー! 7月27日(木) 4時に目覚ましがなって、起床。ムワーンと熱気が…。 例年ならジャンパーが欲しくなる気温だが、半袖、半ズボンでも脱ぎたくなる気温。 4時45分に「サイレントホテルビズドルフ」を抜け出す。 10分でユースホステル着。 コーヒー、紅茶、牛乳、菓子パン、クロワッサン。 朝の「気合飯」。充分ではないが気持ちがうれしいから名付けた。勝手に。( 多目的ホールの中は、5時半だと言うのにムワッ! 競技監督も大変、ウェザー担当も大汗、いやもう全員が汗の中。 一刻も早く外に出て「飛びたーい!」 で、ワンフライト、4タスクで始まった。 第一タスク:FI(フライイン) あらかじめ決められたターゲットを目指し、ターゲットから2キロメートル以上離れ、7キロ以内のドーナツ状のエリア内の 好きなところから離陸していい。 第二タスク:HWZ(へジテーションワルツ) 2箇所に設定されたゴールの、どちらか一つを目指しマーカー投下。、 第三タスク:RTA(レースオブエリア) ? 第4タスク:ANG(アングル) タスク3でロガーでマークしたポイントから2キロ飛んで飛んだ距離と角度を競う。 うーん分からん!角田審判長に聞いてからにする! こういうときの撮影は、一杯飛んでくるタスク1に陣取るのがベスト。 その場所に行くにはどうするか?秘密!教えない! 北緯、東経で表すポイントを地図上にマークして、そこを目指す。 ただし、一人だと山道を運転しながら地図をチェックしなければならず、危険一杯。 じゃ、どうするの? 答え一発!「コバンザメ」作戦あるのみ。有力選手の車をピッタリとマークするのだ。 カメラマンの秘密なんてこんなものさ! Task 1で待つことしばし・ 一杯飛んできた!ただターゲットからは、「はるか向こう」。 ウーンミスったか! 8時前にターゲットが畳まれ、収穫ゼロかと思われた時、「おーい、俺達まだ飛んでるぜ!」と1台のトレーラーがやってくる。 すると真っ赤な気球が丘の稜線から「にゅっ!」。たこ頭! 14番スペインチーム。ゆっくりとした風にのって、超スロー。 ターゲットクローズは8時30分でした。 ターゲットから53メートル離れた地点でマーカードロップ。 でもきっと1等賞! 30数機飛んで、あんただけが1等賞! 大海に大きな網を打って、魚一匹 この続き、ごめん!明日! 27日午後のタスクから始める予定。 # by zin2005 | 2006-07-29 01:36
2006年 07月 27日
7月25日(火) 12時間遅れでフランクフルトに到着。 (12時間何をしていたか、それは秘密にしておこう) 検疫所、イミグレーションを通過して、バゲッジクレイムで最後になったわがスーツケースをピックアップ。 申告せずのゲートから、一時ドイツ領にはいる。 エイビスレンタカーで、かねて手配のスモールサイズをゲット。 オペル1.2で1200ccの5ドア。 一人分のたび道具と、仕事道具セットを積んでも、余裕あり。 エイビスのガレージで聞いたとおり、マインツを目指す。 オートルートは日本で言う高速道路。 おおいに違うのは、すべて無料。無粋な料金所は無い。 通行税として課金されていて、別に徴収は無い。 制限速度はそれぞれ区間によって設定されていて、最高速度は「ご勝手に!」 早いやつは200キロオーバーでカットンデ行く。 1200ccをためしてみたが、160キロぐらいが限界で、下り坂ターボが効けば、190キロぐらいをクリアする。 昨年のベンツには比べようも無いが、一人旅はこんなもので充分すぎる。 コブレンツから63号線に乗り換え、大都市カイザースローテン(聞いたまま)へ。 そこから6号線、62号線、1号線とオートルートを突き進む。小さい(他と比べ)標識にヤレヤレ、ほっと胸をさする。 トリエールからルクセンブルク方面に入りライン川の支流2本を越えて最初のサービスエリアと併設されているインターチェンジから一般道、N10に下りる。 後は、モーゼル川に沿って北上すれば、エシュテルナッハは近い。 無風好天続きで各所で熱中症で亡くなるお年寄りが増えていると言われている。 それを実証するかのように、立ち枯れに近い白樺や、雑木(名前がわからないから)があちこちに見られる。 雑草も(カモミール、クローバーは分かる)同じで、よほど根を深くしているもの、あるいは乾燥に強いもの以外はドライフラワー状態だ。 日本出発前、インターネット情報でも、ほぼ無風、気温30度前後、湿度カラカラは本当だ。 角田氏の「帽子と水は忘れるな!」の警告は、現実のものとなって迫力さえ感じる。 暑く、乾燥していて、コンタクトの目が「シバシバ」する。 サングラスは本当のアクセサリーでしかない。 あまりの暑さからか、エシュテルナッハの昼は、意外と人出が少ない。 夏向きのチノパン、半そでポロシャツを、「脱ぎテー!」と心で叫ぶ。 フー!暑ーッ!×18 =ホテルで寝る!と決めたら、心が落ち着いた。 お昼を買い込んで、「サイレントホテル ビズドルフ」の人となる。 2年ぶりの再訪にスタッフ一同で歓迎してくれた。 いい1週間が過ごせそうだ。暑すぎなければ…。 2006年 07月 27日
7月26日(水) 新設された「エシュテルナッハユースホステル」が競技本部。 本棟は鉄筋3階建てで、それとは別に300人ほどが一度に会することが出来る多目的ホールを持つ現代建築だ。 午前11時から開始された選手受付に嬉々としてトップパイロット達がやってきた。 熱気球ワールドホンダグランプリの第1戦アメリカ大会は、連日の南風でまったくフライと出来なかった。 実質上の第1戦となったヨーロッパラゥンド。 参加者全員、全チームが横一線?の初戦。 全タスクがキャンセルになったアメリカ除いて、2大会で決着がつく。 互いに挨拶を交わしながら「お前には負けんぞ!」と言った火花がバチバチ。 異常高温だけではない、熱い戦いが受け付け時点で始まっている。(と、見た) カメラマンのエントリーは、とても簡単。 事務局、と言っても1階(日本の2階)にある小部屋に出向き、「日本から写真を撮りに来た。報道受付はどのように…」 言葉が終わる前に「勝手に撮って!」と言われてしまった。「実績を評価してくれているのだな」と勝手に思い込み、少し幸せ気分。 いやいや、これだけではない。選手のエントリーリスト、地図、車両通行証、ミールチケット(食券)をゲットし、競技本部に挨拶。 スコアリングスタッフにも。 そして、ノートパソコンが無線ランで繋がるポイント探し。 これで、ほとんど戸惑う事無く、30日の最終日まで過ごす体制は出来た。 昼の暑さがそのまま停滞しているのではないか?と思われる中で「ウエルカムパーティ」が開かれた。 湖の畔にあるローマ時代の遺跡の一角に張られた大きなテントが会場。 素敵なジャズボーカルをBGMにして、汗を拭き拭きテーブルに収まる。 国際熱気球連盟会長、ジャン クロード会長の歓迎の挨拶、今年から社名を変えた「ラックスGSM社」代表の挨拶。 そして、ルクセンブルクのホンダ大ディーラー「ダイナミックモータース」を代表して、シュミットさんの挨拶。 トータル10分程でセレモニー終わり、で、待ってましたのディナーパーティ。 おいしくて、ボリューム無制限のビュッフェスタイル。キリット冷えたシャンペン、赤白のワイン、地ビールの飲み放題! これで、車が無ければネー! 7月27日(木) 4時に目覚ましがなって、起床。ムワーンと熱気が…。 例年ならジャンパーが欲しくなる気温だが、半袖、半ズボンでも脱ぎたくなる気温。 4時45分に「サイレントホテルビズドルフ」を抜け出す。 10分でユースホステル着。 コーヒー、紅茶、牛乳、菓子パン、クロワッサン。 朝の「気合飯」。充分ではないが気持ちがうれしいから名付けた。勝手に。( 多目的ホールの中は、5時半だと言うのにムワッ! 競技監督も大変、ウェザー担当も大汗、いやもう全員が汗の中。 一刻も早く外に出て「飛びたーい!」 で、ワンフライト、4タスクで始まった。 第一タスク:FI(フライイン) あらかじめ決められたターゲットを目指し、ターゲットから2キロメートル以上離れ、7キロ以内のドーナツ状のエリア内の 好きなところから離陸していい。 第二タスク:HWZ(へジテーションワルツ) 2箇所に設定されたゴールの、どちらか一つを目指しマーカー投下。、 第三タスク:RTA(レースオブエリア) ? 第4タスク:ANG(アングル) タスク3でロガーでマークしたポイントから2キロ飛んで飛んだ距離と角度を競う。 うーん分からん!角田審判長に聞いてからにする! こういうときの撮影は、一杯飛んでくるタスク1に陣取るのがベスト。 その場所に行くにはどうするか?秘密!教えない! 北緯、東経で表すポイントを地図上にマークして、そこを目指す。 ただし、一人だと山道を運転しながら地図をチェックしなければならず、危険一杯。 じゃ、どうするの? 答え一発!「コバンザメ」作戦あるのみ。有力選手の車をピッタリとマークするのだ。 カメラマンの秘密なんてこんなものさ! Task 1で待つことしばし・ 一杯飛んできた!ただターゲットからは、「はるか向こう」。 ウーンミスったか! 8時前にターゲットが畳まれ、収穫ゼロかと思われた時、「おーい、俺達まだ飛んでるぜ!」と1台のトレーラーがやってくる。 すると真っ赤な気球が丘の稜線から「にゅっ!」。たこ頭! 14番スペインチーム。ゆっくりとした風にのって、超スロー。 ターゲットクローズは8時30分でした。 ターゲットから53メートル離れた地点でマーカードロップ。 でもきっと1等賞! 30数機飛んで、あんただけが1等賞! 大海に大きな網を打って、魚一匹 この続き、ごめん!明日! 27日午後のタスクから始める予定。 # by zin2005 | 2006-07-27 18:38
2006年 06月 18日
6月18日(日) 大雨の中をブリーフィング会場へ。 「ヤッパリなぁ」「どうしようもないね」 そんな会話で埋まっているブリーフィング会場を激しく雨がたたく。 タスクに着いては何も説明が無く、そのまま閉会式へ。 挨拶に立ったデビ大会委員長も声を詰まらせる。 ワールドホンダ熱気球大会史上、初体験となった「オールキャンセル」は大陸性気候がもたらした結果ではなかろうか? 「恨みっこ無し!」 ゲームオーバー!写真は帰国してからのお楽しみ! サーッ!シカゴへ出て、飲むぞ! カポネにアイテーっ! 2006年 06月 18日
6月17日午後 徐々に高くなってきている気温は、14日から吹き続ける南風によるものだろうか。 強い日差しが、夏真っ盛りを告げているかのようだ。 午後に入って、ますます強くなる南風は、町の中心「モンロー ヒストリック ダゥンタゥンスクェア」で開かれている「ティスト オブ モンロー」 の出店者たちを悩ませている。 突風が吹く時は、慌ててテントにぶら下がる光景があちこちで見られた。 仮設の店舗で売られているものは、手作りの室内装飾品や部屋飾りのオーナメントが多い。 「ファーマーズマーケット」と名づけられたコーナーには、野菜や各農家手作りのジャム、ピクルスが並べられていた。 「これは手作りの蜂蜜ですか?」と尋ねると「イヤー違うね。こりゃミツバチが作ったものサ。蜂を一杯飼っていて、そいつらが一生懸命作ったのさ」 ムムム!確かにそうだ。 「ワシャ、それを集めて瓶詰めにして、ここで売ってるわけよ」 「花はクローバーで…」 1キロビンを9ドルで買い求め、風の町、いやスクエアの人となった。 昼食は「アップルイン」の「ステーキのせサラダ」。 もちろんアメリカンサイズで、向こう1週間はサラダ無しで過ごせそうなボリューム。 参りました! タスクはどうなったかって? 順調にキャンセル!風のせい!風のせい!恨みっこ無し! レースの成績は、No28デニーバレット選手の言葉を借りれば「全パイロットが横一線の息詰まる接戦」が初日から続いている。 誰が抜け出すかは、「飛んで見なければ分かりません!」だ。 最終日の一発勝負にもつれ込んだことは確か。 1フライト15タスクぐらいやっちゃうかもしれない。 ここはアメリカ、モンローだ! 2006年 06月 17日
6月17日(土) 昨日の報告から。 結論から先に言えば、午後のタスクはキャンセルされて5連続キャンセル! 風が納まらない。 この南風の吹き出し口があれば、出かけて行って元栓を閉じてきたい心境だ。 それが何千キロ離れていても、出かけていく。 「ムー何と意地悪な!」 メインイベントが寝たままでは話にならない。 と、風に八つ当たり。 元気なのはポールにはためく、星条旗。 そう言えば初日からその動きはほとんど変わらない。 で、夜はどうしたかと言えば、毎年大人気の「ナイトグロー」の撮影とお手伝い。 日本では「モンゴリフェノクチューン」、「ナイトイリュージョン」と言われる光のページェント。 みんなが気をもんだ南風も、20時を回るころから嘘のように静まってきた。 気球を立ち上げたのは、わが「アシモ」を筆頭に7機。 ニックドナー選手、リチャードパリー選手、ピーターフェイ選手達も風に逆らって旨く立ち上げた。 他のパイロット達はバーナーで炎をを思いっきり空に放つ「バーナーバージョン」。 モンロー商工会議所のマットアーバンさんのDJが入って、会場全体に押しかけた約3000人が一斉にカゥントダゥン! それに合わせた「バーナーオン!」はとても魅力的だった。 直線的なバーナーの火とバルーンの行灯?が旨くマッチングして、なんとも言えないコラボレーション。 参加チームも、今大会初のバーナー操作を、存分に楽しんだようだ。 21時イベント終了。 少し「ホッ!」としたのは、アシモだけではなかったようだ。 そして今朝。 部屋の目の前にある白樺の葉音が目覚めの合図。 もう驚かない。「風よ好きにしろ!」 ブリーフィングで配布された「タスクシート」。 MXDD(マキシマムディスタンス ダブルドロップ) 競技エリア:カントリーロードの北。南端は座標8180/2200。北端座標8222/3540。 投げられたマーカーの計測範囲は舗装路上だけとする。 最高速度は時速55マイルを超えてはならない。 「違反をした者には、大きなペナルティを課す!」 どっと笑いが起きて、ブリーフィング終了! 6キャン達成!6連続キャンセル! 5時30分に始まり、6時に終了。 何しよう!17時30分まで…。 # by zin2005 | 2006-06-17 08:45
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